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zoom RSS 四半世紀の迷子-1

<<   作成日時 : 2016/01/12 19:22   >>

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「一体私はどこを歩いていたのだろう?」
という疑問ばかりが残る写真がある。
それは「思い立ったら吉日」的な、初ロンドンの帰国前日。当時留学していたY子と、待ち合わせ場所のラッセル・スクエア駅に着くまでの彷徨中に撮った2枚。

諸事情によりトラファルガー広場をかなり早く切り上げたので、ラッセル・スクエア駅周辺を散策することにした。
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先ず駅の名前でもあるラッセル・スクウェアで一休み、そこから一帯を周回するべく南へとブラブラ歩く。時間の関係上、本屋や雑貨屋はウィンドウ・ショッピングに留め、適当な大通りを見つけて左折した・・・まではいいのだけど、そこから歩けど歩けど次の左折の道が見つからない。
つまり、方向音痴にありがちな「左折を繰り返して元の場所に戻ろう」作戦だったのだが、気がつけば待ち合わせの時間を20分オーバーしてしまったーっ!・・・という証拠写真がコレ。
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ではなく、まるで朝のような、日本ではありえない午後8時の明るさにある種の感動を覚えた1枚だった。
もう1枚はバラ窓の厳かな教会。
この時すでに「ココはドコ?私はダレ?」状態だった私が、後でY子に教会の名前や位置を訊くための現場確認写真として。

あとは自分の帰巣本能だけを信じ、やっと左折の道を見つけ、這う這うの体で駅に戻った。
前日も地下鉄ボヤ騒動で15分遅れたので多少のアクシデントはつき物とは言え、さすがに40分の遅れはY子も心配顔だった。
最後の夜のディナーが大幅に遅れちゃって、ゴメンよぉ。
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以上が25年前・・・携帯もスマホもないどころか、Win95が発売される5年も前の迷子の記憶。

写真を撮る余裕などスッカリなくなっていた私は、一瞬だけ「もう永久に駅にたどり着けないかも・・・?」とまで思い、最終的には「北上できれば、どんな道でもイイ!」と、小道を選んだかすかな記憶だけ。
もう少し付け加えるなら、遅刻している罪悪感が頭をもたげたので写真撮影は控えたが、そんな路地裏にある小さなパブの可愛さに思わず足を止めてしまったこと。

あとで写真を見せて「あ、これね。ラッセル・スクエアで迷ってる時に見つけたパブ」なんて言おうものなら、Y子から大ヒンシュクを買うこと間違いなしだもの。

この2枚の写真から私の疑問にきっと答えてくれるだろうという予想に反し
「えー、知らなーい」
とのつれない返事に、この教会の名前どころか私の足取りまで無きものになった気がした。

この場所が分からない限り、私はずっと迷子のままだ・・・。

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