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zoom RSS 祭りの夜 in ROMA

<<   作成日時 : 2016/04/19 22:57  

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今日は守護聖人のお祭りの日らしい。マッジョーレ湖畔やヴェネツィアで出くわした時と同じく、この日に訪れたのは全くの偶然だった。佳子は「やっぱりお祭り女だね」と言いたげな笑みを浮かべる。
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夜になり、アパートの目の前の広場には人が集まってきた。と言うより走り始めた。100人を超すランナーが、ライトアップされた噴水の回りを走り続けている。
これがお祭り?
これもお祭りのひとつ。
マラソンのほかに、どこかの(歴史的)建造物でもイベントが行われていると言うので、翌日に試験を控えている佳子の代わりに、ルームシェアをしている日本人女性(名前を失念!)が案内役を買って出てくれたおかげで、ほどなく現場に着いたのだが、建物の朽ち加減や人気のなさに不安が押し寄せてきた。しかもルームシェアの彼女はあまりこの場所に居たくない様子で、簡単な説明をするとソソクサと建物の外へ出て行ってしまった。

ここではかくれんぼの要素を持った「鬼ごっこ」が行われるそうで、オニは古代ローマ帝国時代の戦闘姿の男性。グラディエーターの彼らに見つからないように、建物から脱出するお祭り
・・・ゲームじゃないかっ!?
そして不幸にも捕まってしまうと、薄いレースの衣装に着替えさせられ、天井から吊るされる
・・・捕虜じゃないかっ!?

観光客も同じ条件ってアリ?
と納得しないまま「ゲーム」スタート。
足の遅い(運動音痴の)私は、物陰や隙間を見つけながら忍び足で階下の出口へと進んで行ったのだが、あと少しのところでグラディエーターと鉢合わせ!
咄嗟に日本語で捲くし立てると、意外にも相手は怯んだ。その隙に出口へまっしぐら。

そこへタイミングよく?1台の車が目の前で止まった。

運転席にはイタリアーノ、後部席には案内役をしてくれた彼女とイタリアーナの3人の姿。イタリア人の2人だけ、ナゼかサングラスをかけていた。夜なのに?と不思議に思う間もなく、促されるまま助手席に乗り込んだ。

これからどこへ行くんだろう?いや、どこに「連れて行かれる」んだろう?

という不安をよそに、シニョーレは時々笑い声を上げながら喋り続けている。とにかく明るいイタリアーノだ。もちろん私はチンプンカンプンだが、どうやら安全な場所に行こうとしているらしい。
ま、悪そうな人ではなさそうだし案内役の彼女もいるんだから、身の危険はなさそうだ。

喋り続けながら小1時間ほどガンガン飛ばし、山あいのダムで車を降りた。
休憩のようだが、彼のお喋りに休憩はない。
他の2人も楽しそうに受け答えや相槌を打ったりして、仲の良さが覗える。愉快な仲間たち。
「さて、そろそろ出発しましょうか」と、再び車へ。
もと来た道を走り市街地、佳子の待つアパートまで送り届けてくれた。
楽しいドライブだったけど、お祭りはどうなったのだろう?
数時間前に見た時と同じ窓から広場を見ると、噴水のライトアップはまだ消えてはいなかったが、人の姿は殆ど見当たらない。
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一体私は何の祭りに参加したんだろう?いや、参加したと言えるのだろうか?という多少の疑問を残しながら、帰国の支度をする。帰った後の仕事の納期が間に合うか逆算しながら。
しかし・・・旅行中にまで電話をかけてくるI氏って、どうよ!

はあ〜・・・明日はフィウミ(フィウミチーノ空港)かぁ・・・と、僅か3日間の滞在に悲しくなるのだった。


・・・・・という夢を見て、ココ(日本)にいる自分が悲しくなった。

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